焼酎には糖質が含まれていないらしい
▼鹿児島県民は本格芋焼酎を飲むと血糖値が下がり健康になるという画期的な論文が出回る(山本一郎/Yahooニュース)
日本酒やビールと比べて、焼酎になぜ血糖値抑制効果があるかというと、お酒の造り方に理由があります。お酒は、穀物や果物の汁などを発酵させて造りますが、そこから蒸発させてアルコールを飛ばして集めて造るのが焼酎など蒸留酒、発酵させるための発酵液を濾過して造るのが醸造酒です。
アルコールを蒸発させて集めて造る蒸留酒においては、当然糖分などは熱したところで気化などしませんので、焼酎やジン、ウォッカ、ラム酒、ブランデー、ウィスキーといったお酒には糖質が含まれません。
逆に、単に発酵液を濾過しただけの醸造酒は、がっちり穀物や果物の糖が残りますので、ビールや日本酒、ワイン、シードルなどにはたくさん糖質が入っています。
つまり、蒸留酒である焼酎類には糖質が含まれない一方、アルコールが本来もつ血糖値を抑える作用があるため、適量であれば、飲んでも身体に負担をかけずに血糖値は下がることになります。
これは、試してみる価値があるかもしれませんね。