糖質制限ダイエットでロカボ食市場が伸びている
きょう、発表された「低糖質」「糖質ゼロ」など糖質を抑えた商品が一目でわかるようにした「ロカボマーク」は、ロカボ商品のさらなる普及を狙い作られたものです。ロカボは生活習慣病などの予防効果が期待されるほか、タンパク質や脂質の摂取制限がないことが特徴で、若い女性や中高年に支持されています。こうした消費者の糖質制限への意識の高まりもあり、「糖質オフ・ゼロ」の食品市場は年々拡大しています。江崎グリコは今年2月に麺の糖質を40%オフした冷凍麺のラーメンを発売。今後、麺以外に菓子にも“ロカボ商品”を展開する予定です。タクシー会社「日の丸交通」では去年からメタボ気味や、血糖値が高いドライバーに対し3ヵ月間ロカボを推奨。前回は糖尿病と関係が深い「ヘモグロビンA1c」の値がドライバー15人の平均で、0.9ポイント低下し、インスリン注射と同等の効果が出ました。
糖質制限をする人が増えコンビニなどでは低糖質商品が増えてきました。
■「ロカボ」で狙え、ヒット商品 糖質控える食品続々[朝日デジタル]
コンビニ大手ファミリーマートは15日、ご飯に粒状のコンニャクなどを混ぜ、糖質の量を減らした弁当とおにぎりを北海道を除く全国で売り出した。糖質の量は弁当が通常の半分以下の29・5グラム、おにぎりが2割減の30・9グラム。ねらうのはダイエットや生活習慣病予防をしたい30~40代の男性で、食の専門誌「dancyu(ダンチュウ)」の監修を受けた。今後も新商品を開発するという。
体重を減らしたい女性だけでなく血糖値が気になる中高年と、マーケットはかなり大きい。
糖質制限でやせるメカニズムはインスリンです。
■糖質制限とカロリー制限。どっちが痩せるの?[Locabo]
余ってしまった血糖が行き着くのが脂肪なのです。インスリンは血糖を中性脂肪に変えてしまうため、脂肪がつき、太るのです。
糖質制限で摂取する糖質量を少なくすることで中性脂肪の合成を防ぐ
■インスリンはどのような役割?(糖尿病がよくわかるDM TOWN)
インスリンの別名は「太るホルモン」ですからね。ロカボ食で摂取する糖質を減らせば、結果的に太らなくなるというわけです。