糖尿病めしろぐ

時すでにお寿司…糖尿病と高血圧を改善すべく毎日の食事を記録していきます

糖はブドウ糖に比べて腸管での吸収が遅いためブドウ糖に比べると血糖値の上昇は緩やか

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――異性化糖はソフトドリンクなどの原材料名に「果糖ぶどう糖液糖」などと表示されているシロップ(甘味料)ですね。これと果糖と果物はどう違うのですか?

小久保 一番の問題は、異性化糖(高フルクトース・コーンシロップ)です。これはトウモロコシを原料とする甘味料。おっしゃる通り清涼飲料水や氷菓などに甘味料として使われていますが、これを含む加工食品の大量摂取は動脈硬化性疾患の発症リスクを高める可能性が否定できないとして、動脈硬化性疾患予防ガイドラインでも摂取量を減らすことが望ましいとしています。

 一方、果糖はブドウ糖に比べて腸管での吸収が遅く、また、果糖の一部は肝臓で代謝されるため、ブドウ糖に比べると血糖値の上昇は緩やかです。しかし、果物を果汁やジュースで大量にとれば、血糖値や中性脂肪を上げることになります。市販の100%フルーツジュースは健康によさそうと思っている方も多いでしょうが、容易に摂取できるので血糖値などを上げやすいし、濃縮還元の過程で抗酸化ビタミンやミネラル、食物繊維がかなり失われてしまうので、果物を丸ごと摂取することに比べると体に良い効果は少なくなります。

 異性化糖、果糖、果物は、全く違うものなんですね。